とと姉ちゃん|竹蔵の死で小橋家の暮らしはどうなる?史実はどう?

 

朝ドラ『とと姉ちゃん』では、常子、鞠子、美子の小橋三姉妹の最愛の父親の

竹蔵(西島秀俊)が結核で亡くなってしまいました。

 

竹蔵は働き者で遠州浜松染工の営業部長を務めていましたが、

一家の大黒柱の早すぎる死によって、小橋家の家計にも

大きなダメージをもたらすことになりそうです。

 

「とと姉ちゃん」になると宣言した常子もまだ女学生ですし、

君子(木村多江)も女性ですから、今後の小橋家の暮らしは心配ですよね。

 

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竹蔵の死で小橋家の暮らしはどうなる?史実はどう?

 

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竹蔵の死により、やはり小橋家の暮らしは厳しくなるようです。

 

君子は竹蔵が勤務していた遠州浜松染工で仕事(パート?)をさせてもらい、

社長の杉野(田山涼成)の温情で給料とは別に会社の援助を得て

何とか小橋家は生活できていました。

 

ところが他に結核で亡くなる社員がでてきたことから、

小橋家だけを特別扱いすることはできなくなって、

会社の援助は打ち切られてしまいます。

 

これによって小橋家の経済状態は悪化し、その暮らしも困窮

することになります。

 

そのため大家は君子に妾になるように提案するようですが、

当然のことながら君子はそれを断ります。

 

で、経済的な問題を解決するために君子が下した判断は、

実母の青柳滝子(大地真央)を頼ることです。

 

滝子は東京の深川で老舗材木問屋を経営しており、経済的にも裕福です。

 

ただし、君子と滝子はケンカ別れしており、常子ら三姉妹にも

母方の祖父母は既に亡くなっていると説明していました。

 

経済的に追い詰められた小橋家ですが、やはり常子ら娘の将来を考えて

君子は苦渋の決断をするようです。

 

滝子との経緯を考えれば、君子にとって滝子はもっとも頼りたくなかった人物

のはずですよね?

 

このあたりに君子の三姉妹への深い愛情が感じられますし、

小橋一家もなんとか経済的な危機をしのぐようです。

 

史実の大橋鎭子はどうだった?

 

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ドラマ同様、常子のモデルとなっている大橋鎭子も10歳で

父親の武雄を結核で亡くします。

 

しかし、その後の生活に関してはあまり資料がありません。

 

決して豊かな暮らしをしていないことや母親の久子が働いて

家計を支えていたことなどは推測できますが、ドラマと異なる点は

当時の大橋家には大きな後ろ盾がありました。

 

それは久子の父親で常子の祖父にあたる宮原満吉の存在です。

 

満吉は実業家で、琵琶湖疎水のインクライン(疎水の落差の大きな場所で

船を台車に乗せて運ぶ鉄道)の建設に関わったり、

今でいう広告代理店などを経営していました。

 

インクライン

(当時の琵琶湖疎水のインクライン)

 

さらには新潟で油田を掘り当てて財を成し、その後は北海道に渡って

牧場経営や新聞関係の仕事をしていました。

 

この満吉が当時の大橋家を支援しており、そのため鎭子ら三姉妹は

女学校を卒業することができたのです。

 

この満吉の支援の金額などは明らかになっていませんが、

けっこうな額だったと考えます。

 

といいますのは、ドラマでは竹蔵は昭和5年(1930年)に結核を患って、

翌年亡くなってしまうという流れでした。

 

しかし竹蔵のモデルの武雄は、大正15年(1926年)に結核を発症し

勤務先を退職しています。

 

そして武雄の療養のために大橋一家は牛込、鎌倉、下大井を転々としますが、

武雄は働くことができません。

 

結局武雄は昭和5年に亡くなりますが、5年余りの闘病期間や度重なる転居や

治療費などを考えると、鎭子の祖父の満吉の支援は相当だったように考えます。

 

また鎭子の女学校の第一志望は私立の日本女子大の付属校だったことから

(結果は抽選で落ちた)、教育面に関する満吉の援助は多大だったと思います。

 

このように大橋一家が決して豊かではないけれど、人並みの生活ができたのも、

この満吉のお陰だったのです。

 

ドラマでは満吉は登場しないようですが、その代わり常子の母方の祖母の

滝子が同じような役割を果たすようです。

 

ただし、君子との確執などドラマオリジナルの設定がふんだんに盛り込まれる

ようですね~このあたりにも注目です!

 

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